状況やご希望に合わせ、様々な解決方法があります。当事務所では、特定の手続きに関するご相談よりも、「借金が返せなくてとにかく困っている」というご相談をお受けするケースが多数です。
そこで、一口に借金を清算する、債務を整理するといっても、実際には自己破産、任意整理、個人再生、時効の援用など複数の手段があります。
ご相談をお受けした際は、相談者様の借金の状況や経済状況、「これからどうしたいか」といったご希望を詳しくお聞きし、その上で専門家としての経験や見通しもお伝えしつつ、どの手続きが相談者様に最も適しているかを一緒に考え、選択します。

一般的に多いのは自己破産ですが、お客様のご事情やご希望によってはその他の手続きをご提案する場合もございます。
そこは結局、ケースバイケースになるのですが、敢えて例えをお伝えするのであれば、マイホームなど「どうしても残したい」財産をお持ちの場合に個人再生を、借金の原因がギャンブルなど免責不許可事由に当たり得る場合に任意整理での解決をご提案するなどのケースがあります。

債務整理の具体的な手続き開始のタイミングについては、債権者（お金を貸している人）や取引先などへの信用にかかわる場合もあるため、慎重に判断をする必要があります。
ただし、弁護士に相談をしただけならば、その事実が債権者や取引先に知られることもなく、債権者や取引先からの信用が低下することもありません。

借金問題や債務整理のご相談には、問題が深刻化してしまう前に、できる限り早くお越しいただければと思います。その上で、「今債務整理をすべきか、もう少し借金の返済を続けるべきか」といった点も含めて一緒に考えましょう。

出来る限り早期にご相談ください。繰り返しになりますが、借金の問題は早期対応が重要です。できる限り早く、例えば債務不履行をしてしまったような場合には、すぐにご相談にお越しいただくことをお勧めいたします。
ご相談の結果、すぐには債務整理の必要がない場合でも、相談者様のご事情に合わせて今後についてのアドバイスやサポートもさせていただけます。

弁護士には守秘義務があります。ご相談で伺った内容が外部に漏れるということは絶対にあり得ません。
また、当事務所では、相談者様の「家族に知られたくない」「職場に知られたくない」などのご懸念にもできる限りの配慮をいたします。
借金の原因などについても、ご自身のお気持ちとして「言いにくい」と思われることや、「これを言ったら不利になるのでは」とご心配されることもあるかとは思います。ですが、そのようなご事情もぜひ、ありのままお話しいただければと思います。

弁護士は相談者様の味方として、相談者様にとって最善の解決を見つけ出すためにお話を伺っています。ですので、どうか信用して、何でもお話しください。