弁護士インタビュー

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ご依頼への対応で、特に意識されていることはなんですか?

ご依頼への対応で、特に意識されていることはなんですか?

お一人おひとりのご事情やご相談の全容をよくお聞きし、理解することです。型通りの対応やアドバイスがご相談者様にとって必ずしも最適な解決に繋がるとは限らない、そういったことです。

特に個人の方のご相談について言えることですが、例えば同じ「離婚したい」というご相談であっても、その方が離婚をしたい理由や抱えておられる事情は様々です。また、「どうしても親権を取りたい」「納得のいく額の慰謝料を払って欲しい」「とにかく早く婚姻関係を解消したい」など、どのように離婚をしたいのか、離婚してどのようになりたいのかについてのご希望や想いもお一人おひとりによって違います。これは、相続や債務整理といった他の法律問題でも同じです。
利害関係者についても、その立場や事情をよく理解しておく必要があります。

ご相談をお受けする際はこういった具体的な事情をできる限り深く詳しくお聞きし、その上で、「どうすれば法律的な主張として通るか」ということはもちろん、相談者様のご負担や結果の納得感なども踏まえ、最も妥当な解決策をプロとして追求し、ご提案しています。

個人でやってきたからこその強み

個人でやってきたからこその強み

妻の地元であり私自身にとっても第2の故郷と言えるここ高槻で事務所を開設してからもう10年以上が経ちます。その間、地域密着の個人事務所、かつ、地域の皆様のお悩みに幅広く対応できるゼネラリストな法律事務所として努めて来ました。

だからこそ自負していることとしては、様々な種類の事件の、様々な立場からのご相談を全て自分自身で直接お聞きして、対応・解決した経験と蓄積があるということです。
繰り返しになりますが、法律問題というものは、事実を型に当てはめるだけでは本当に最適な解決は得られません。実際には、当事者全員の感情の機微を含めた様々な要素が相まって、結果を良くも悪くもします。そこをうまく対応できるかどうかは、やはり経験によるところが大きいと思います。
手前味噌な言い方になりますが、当事務所では代表である私自身が全ての事件を「自分で」解決して来たからこそ、ご本人や相手方をはじめとする様々な立場の方の事情や言い分を含め、ご相談やトラブルの全体像を把握することができます。それが、結果はもちろんコストやご負担にも配慮した、相談者様にとって本当に最善の解決策のご提案に繋がるのです。

お悩みを抱えている方へ向けて、メッセージをお願します。

お悩みを抱えている方へ向けて、メッセージをお願します。

気になること、ご不安なことをありのままお聞かせください。困っていることがあれば、まずはご相談いただければと思います。
最初は、「今、こういうことで困っている」ということをありのままお聞かせいただければ十分です。ご相談や問題点を無理に整理して来ていただく必要はありません。
まずは相談者様のきたんのないお話を伺い、それを基に弁護士がヒアリングを重ね、法律問題として整理していきます。
私自身ざっくばらんな方ですから、どうか構えずに、何でもお話しください。

抽象的な不安を抱えたままでいるよりは、まずはご相談いただき、問題を整理するだけでも安心感につながる場合があります。実際にご相談に来られた方で、ご本人の苦しい現状を法律の観点から整理し、解決の方法があることをお伝えした結果、「勇気が出ました」と喜んでくださったケースもあります。

弁護士は相談者様の味方です

弁護士は相談者様の味方です

個人の相談者様の場合、離婚、相続、債務整理など、ケースによってはご相談内容がプライベートな事柄にかかわってくることもあります。
「離婚後も親権者として子供と暮らしたい。でも、離婚の原因は自分にある」「借金を整理したい。でも、その借金は自分のギャンブルでできたものだから」など、ご本人にとっては言いにくい事情を抱えておられるためにご相談を躊躇される方もおられるようです。また、一見不利な事情を抱えていることにより、「自分の主張はどうせ通らないだろう」と諦めておられる方も見受けられます。

弁護士としては、そのような場合であってもぜひ、ご相談いただきたいと考えております。
ご自身で不利だと思われている事情も、専門家である弁護士から見れば「問題ありませんよ」とお伝えすることができるケースもあります。また、ある一つの方法での解決が難しいとしても、詳しくご相談をお聞きすることにより、ご相談者様に適した別の解決方法をご提案できる場合も少なくありません。

また、弁護士はある意味で医者と同じです。医者が病気を治すために問診をするように、弁護士もただただ、ご相談を「法律的にどう整理し、どう解決するか」という視点でのみお聞きしています。お聞きした内容についてその範疇を超えて立ち入ったり、ご意見を申し上げることはありません。また、弁護士には守秘義務があります。お聞きした内容が外部へ漏れるということは絶対にあり得ません。

弁護士は、相談者様の味方になる存在です。一人で抱え込むよりも、解決の方法を一緒に考えましょう。

0726698855